最終的には悩まない。 僕は誰に何を言われようと、 軽くは悩むが、最終的には悩まない。 よくよく考えると、押し付けや、 狭量的な価値観からの発...

啓発する際の注意について。

Update:2006-03-28 (火)
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最終的には悩まない。

僕は誰に何を言われようと、
軽くは悩むが、最終的には悩まない。

よくよく考えると、押し付けや、
狭量的な価値観からの発言などが多いからだ。

彼らの自身の成功体験や思考法や行動をそのまま言っている場合が多い。

アドバイスをする際に、配慮に欠けた人間もたまに見受けられる。
それは圧倒的な自信や地位がそうさせるか、
ただ本人の意識の無さがそうさせるのかはよくわからないが。。。

こうなると、せっかくの成功体験がもったいなくなる。

知識の共有化じゃないが、
人類の発展のためには、
自分の体験を後世に伝えていく義務もあると僕は考えている。

自身の成功法や体験は、抽象化し、
なるべく普遍性を伴わせ、万人に応用できるようにせねばならない。

(これが僕の22歳現時点での考えだ。)

そうでないと、未発達、あるいは発展途上の者にはむしろ
『危険な助言』となってしまう場合もあるだろう。
僕がそうだったからよくわかる。

この世には情報ややり方が無限にある。
ある人には良くても、ある人に悪いときもあるだろう。

薬みたいなもんだな。貴重な先人の経験を、
そのまま自分に適応してムダにしたりしては非常にもったいない。
先人側に配慮を促すと共に、自衛の手段も考えておく必要があるだろう。

それを以下に記す。自分に取り入れる際に、
そのまま適応するのではなく、
『自分型』にある程度形を変えて取り入れることが望ましい。
ある人の方法がそのまま自分に当てはまることなどそう多くはないからだ。

(専門的なノウハウなど局所的な技術などはそのままの適応が可能な場合が多いよ)

時代・対象・時間・条件などが
根本的に異なっている場合が多いからだ。

こういう基礎的条件を照らし合わせないで、
そのまま応用してしまう人が何と多いことか!

(ちょっと高貴な老人っぽい言い方をしてみたw
ソクラテスちっくみたいな。適当www)

これは双方共に不幸なことになってしまう。
教えたほうは、せっかく教えてあげたのに良くならないし、
教わったほうも、「言うとおりにしているのに全然良くならない!」

って感じになっちゃう。

つまり、どんなことでも自分の軸・基礎をもってないと、
ただ流されてしまうだけになってしまう。

ここでもう一度、例を挙げてみよう。

野球がうまくなる方法やお金持ちにある方法などは、
絶対的なものは何もないと、僕はいつも考えている。

大成した野球選手が、皆 甲子園出身やドラフト1位ではないことがこれを物語っていると思う。

もちろん統計的な裏づけを否定するつもりは毛頭ない。

(確率的には、甲子園にいってたり、ドラフト上位のほうがそりゃレギュラーになって活躍する人は多いのは間違いないと思う。)

僕はただ、絶対的なやり方などは無いと言いたいのだ☆

頭が良くなる方法や、ダイエットする方法(僕のやり方は長々と、ある方の日記のコメントに載せました。ミクシーだけど☆)などもそうだ。

万人に通用する方法があるのなら、
日夜、新しい本が店頭に並んでいたりすることはないだろう。

そうは言っても少し寂しいので
僕は日々、ある程度普遍的なものを探し続けている。

落ち着くところはやはり、抽象的で観念的なものに行き当たってしまう。
文明や時代により100%とは言えないとしても
形にならないもの、無形のもの、人の心に湧きあがるもの…

愛や思いやり、人が人を思う気持ちなどは普遍的なものであると思う。
これらは物質的なものと比較すると、

相対的に普遍性が高い。
当たり前だけど、こういうことをきちんと意識できるかどうかが重要だ。
助言なども、精神的なことや考え方などに対しては、
素直に心に刻んでも良いであろう。

しかし、先も述べたように、
アドバイスに具現性が伴えば伴うほど、
ある種即効性は高いものの同時に危険も生じてしまう。

 

具体的になればなるほど、個人への応用度は低くなるからだ。

 

アドバイスとは表裏一体かつ非常にバランスが取りづらいものだ。
しかし逆にこれを利用することが成功への近道だと思う。

『この人が言う事は特別だ!』とかいって切り捨てるのでもなく
『この人の言うとおりにやってみよう!』と言って盲目的に信仰するのでもなく、

自分の状況を分析し、対象(アドバイスしてくれた人)との違いを認識した上で、
目標達成までのプロセス(戦略)を構築せねばならない。

アドバイスが抽象的な観念であったとしも、
それを自らに応用し具体的なレべルまで具現化することに成功すると、
極めて素晴らしい結果が待ち受けているのだ。

アドバイスが具体的なこと過ぎて、自分には合わないと思ったとしても、
その具体的なアドバイスの本質を見抜き、
一度抽象化することによって、自らに応用することもできるのだ。

 

「なぜできる人はできない人を育てられないのか」
みたいな本を、本屋で見かけたけど、
この日記で書いたように、考え方や受け止め方の違いが重要なんだと思いました。

出来ない人が出来るようになったほうが、
出来ない人の気持ちがわかるので啓発しやすいと思う。
これは仕方ないことだと思う。

このへんでおわる。

丸田勝也 公明正大に、誠実に。
あなたの考えを聞かせて下さい
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